小田急チケット10の活用/私鉄+東京メトロの回数券乗り継ぎで定期ロス会社員が通勤

小田急チケット10と東京メトロ回数券の乗り継ぎ ポイ活
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こんにちは、長井ジンセイ(longlife_JN)です。

定期ロス会社員の通勤に関し、以前東京メトロのメトポと回数券のお得度を比較し、回数券に軍配が上がりました。

今回は小田急線の回数券「小田急チケット10」の活用と、東京メトロとの回数券での乗り継ぎ(併用)による通勤について、レポート致します。

[2022/4追記]残念ながら小田急チケット10は2022/7/31で発売終了となります…

→詳細レポート

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小田急チケット10とは?

同じ区間を複数回または複数名で利用する際によりおトクに利用できる小田急の回数券です。

東京メトロと似たような区分で「レギュラー」「オフピーク」「ホリデー」の3種類ありますが、枚数が増えることによるインセンティブではなく、枚数は何れも10枚で割引率が異なるのが特徴です。

東京メトロの回数券は切符サイズですが、小田急チケット10は定期券サイズで結構大きいです。

小田急チケット10・東京メトロ回数券

レギュラー

時間や曜日の制限なく使用できる回数券。

レギュラーのみですが、大人だけでなく小児の設定もあります。

https://www.odakyu.jp/ticket/ticket10/

オフピーク

平日のピーク時間以外と土日祝・年末年始に使用出来る回数券。

https://www.odakyu.jp/ticket/ticket10/

ホリデー

土日祝・年末年始のみに使用できる回数券。

https://www.odakyu.jp/ticket/ticket10/

レギュラー/オフピーク/ホリデーの割引率の違い

以下発売額表の一部で割引率は運賃毎に若干異なりますが、レギュラーが10%前後、オフピークが20%前後、ホリデーが30%前後の割引率となっています。

https://www.odakyu.jp/ticket/ticket10/pdf/price.pdf

小田急チケット10の有効期限

東京メトロの回数券は3ヶ月でしたが、小田急チケット10の有効期限は2ヶ月と短か目の設定になっているので要注意です。

小田急チケット10は表紙の持参義務あり

回数券をチケット屋でバラ売りするケースへの対抗策のようですが、小田急チケット10の利用時は表紙を持参する義務が定められています。

券売機で購入すると表紙含めて11枚発券されますので、10枚使い切るまで表紙もしっかりと保管しておきましょう。

※使っていて表紙を提示しろと言われたことはいまだかつてないですが…

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定期ロス会社員の小田急チケット10活用

有効期限2ヶ月・10枚なので、月に3回以上の通勤(6往復)があればPASMOで普通に乗車するよりも小田急チケット10を活用した方がお得になる計算です。

逆に月に3回未満(2回以下)の通勤となると、10枚を有効期限内に使い切れずロスしてしまいます。

私鉄回数券と東京メトロ回数券を活用した乗り継ぎ(併用)

次に小田急など私鉄+東京メトロの乗り継ぎ通勤となると、残念ながら統一して使える回数券はなく、両社の回数券を併用・乗り継ぎをする必要があります。

乗車・降車時に2枚の回数券をどうしたら良いのか?

実際に小田急⇛東京メトロ/東京メトロ⇛小田急の乗り降りをしてみましたので、レポート致します。

小田急⇛東京メトロの回数券乗り継ぎ

まずは小田急駅の改札で小田急チケット10にて入場します。

改札を出場することなく東京メトロに乗り換え、東京メトロ駅での降車時に自動改札2枚重ねで通れるのか?はたまた精算機を使わなければいけないのか?

自動改札2枚重ね

入場記録のある小田急チケット10+入場記録のない東京メトロ回数券を自動改札へ2枚重ねで試しに入れてみましたが、、残念ながらエラーとなり出場することが出来ませんでした。

精算機

では精算機で…ということで、まず小田急チケット10を精算機に投入したところ、「このチケットは取り扱い出来ません…」とのエラーが(!)

残念ながら小田急チケット10は東京メトロ駅の自動改札・精算機ともに有効に読んでくれませんでした。。

改札係員に提出

まさかの精算機エラーにより、やむなく係員の改札で小田急チケット10と東京メトロの回数券を提出。

すると「精算済証」が貰え、ようやく自動改札で出場することが出来ました。

改札の駅員さんに「小田急チケット10はメトロの改札機も精算機もNGなのか」を尋ねましたが、その通りとのことでした…

東京メトロ⇛小田急の回数券乗り継ぎ

まずは東京メトロの回数券で東京メトロ駅から乗車、同じく途中改札を出場することなく小田急に乗り換え。

そして小田急の駅で降車準備、東京メトロ駅での出場時は自動改札2枚重ねも精算機もNGだったので、小田急駅での出場も同じなのでしょうか…?

自動改札2枚重ね

東京メトロ駅ではNGだったため半ばNG覚悟で(後ろに人が居ないことを確認し)、入場記録のある東京メトロ回数券+入場記録のない小田急チケット10を恐る恐る2枚重ねで投入してみると…

すんなり通れました(!)

小田急さん自動改札機グッジョブ。

精算機

ということで、東京メトロ→小田急の回数券乗継(併用)時は、特に精算機を使うことなく自動改札機から出場出来ます。

私鉄回数券〜東京メトロ回数券乗り継ぎ(併用)時の注意点

小田急特有のケースもあるかもしれませんが、以下が主な注意点となります。

枚数の違い

小田急が10枚/東京メトロが11〜14枚の発行となり枚数が異なるので、通勤で消費していくと切れるタイミングが違ってきます。

メトロの残数だけみて「まだ小田急の回数券も残っている筈」と思っていたら「ない!」…なんてことになりかねないので、残数把握には注意しましょう。

有効期限の違い

小田急が2ヶ月、東京メトロが3ヶ月とこちらも異なるので、消費ペースが少ない場合は特に有効期限には注意しましょう。

せっかく節約の為に購入した回数券、有効期限内に使い切れずロスした…なんてことになると本末転倒です。

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まとめ:手間は増えるがお得な回数券活用(小田急チケット10+東京メトロ回数券)

オフピークやホリデーでなくても10%程度お得な回数券、私鉄(小田急)⇔東京メトロの乗り継ぎ(併用)でも有効活用出来ることが判りました。

東京メトロと小田急では枚数が異なるので、通勤の往復で使っていると切れるタイミングが小田急とメトロで違ってしまったり、上述した東京メトロ駅での出場時に手間がかかるのはデメリットです。

しかし費用的には確実にお得になるのが回数券活用のメリットです。

定期ロス会社員は出社頻度を踏まえ、お得な選択肢をチョイスしたいですね。

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