こんにちは、長井ジンセイです。
以前のエントリーで、10年の住宅ローン控除期間が終わったので今年1月に「ほぼ」全額繰上返済をし、6月に完済予定となったことについて書きました。
そして晴れて先月末で住宅ローンを完済致しましたので、完済して住宅ローン口座がどうなったのかや、銀行から届く書面や今後必要となる手続きについてレポート致します。
住宅ローン完済までの道のり
契約開始:2011年12月
2011年12月に中古の一軒家を購入した長井家、そのタイミングで2,500万・20年の住宅ローンを契約しました。
元金均等返済方式を選択した為、当初は月の支払額がやや大きくそこそこ負担でした。
住宅ローン契約後、定期的に送られてくる明細を見ては、払っても払ってもなかなか残高が減らないなあ…と感じていました。
繰上げ返済
途中幾度か繰上返済を実施、マネーフォワードME導入前で詳細な返済記録は残せていませんが…50〜100万程度のちょっとした繰上げを3回程行ったように思います。
そして今年の1月に900万程度をガツンと繰上げし、残り数ヶ月で完済という段階に至りました。
完済:2021年6月
2021年6月28日に残債82,653円を返済し、晴れて完済となりました。
20年をほぼ半減させ9年半での完済、住宅ローン控除は2011〜2020年の10年間きっちり適用を受けました。
住宅ローン完済すると住宅ローン口座はどうなる?
ちゃんと残額がゼロになっているのかを確認し完済の余韻に浸ろうかと、SMBCダイレクトにログインして住宅ローン口座を開こうとしたら…既に口座がない(!)
完済と共に口座は消滅してしまうのでしょうか?
SMBCへ問合せたところ、「完済により口座の登録がなくなり照会等は出来なくなる」とのことでした…
完済後でも今までの支払い履歴など照会出来たらいいのになあ…と思いますが、システム上口座自体が消えてしまう扱いのようで、何となく残念です。
完済までの履歴的な書類も特に送られて来ないようで、銀行としては終わったビジネスなのでまあ手間をかけないのは当然なのでしょうが、ちょっと素っ気ない感じを受けました。
契約当初の書類では返済総額約27,200千円の試算となっていましたが、繰上げ返済もしたのでおそらく当初の試算と実際の返済額は異なった筈です。
実支払総額の確認〜払った利息vs.住宅ローン控除総額との比較など、振り返ってあれこれ検証してみたかったなあ…という思いはあります。
完済後の手続き
以下は三井住友銀行の住宅ローンの例となりますが、完済後に送られて来る書類や必要な手続きについて記録致します。
ローン契約終了のお知らせ
完済後1週間程度で「ローンをご完済いただいたお客様へ」「ローン契約に関するお知らせ」という書類が届きます。
抵当権抹消に関する詳細がすぐに届くのかと思っていましたが、最初に届いたのは単なる御礼・お知らせレベルの書類でした。
この初回書類では次の手続きに向け具体的な動き出しは出来ないので、続報を待ちました。
ローンご完済に伴う抵当権抹消(抹消登記)のご案内
最初の書面から1週間経たないうちに次の書面が到着。
「ローンご完済に伴う抵当権抹消(抹消登記)のご案内」ということで、[1]銀行が取り次ぐ司法書士をご利用される場合・[2]お客様ご自身が法務局でお手続をされる場合の2通りで、手続きの流れについて案内されています。
銀行が取り次ぐ司法書士を利用する場合
「抹消登記取次依頼書」「委任状」の2通を返送し、取り次がれた司法書士からの連絡を待つ流れです。
三井住友銀行が取り次ぐ司法書士事務所には「佐藤司法書士事務所」(中央区人形町3−8−2)が指定されていました。
自身が法務局で手続をする場合
「抹消登記必要書類返却依頼書」を返送することにより、約2週間後に「抹消登記に必要な書類一式」が簡易書留で銀行から返送されて来るそうです。
銀行取り次ぎではなく別の司法書士に依頼する場合も、こちらの手続きで進めます。
司法書士に依頼するとプラス8,000円前後の費用感だそうで、大した額ではありませんが、晴れてローンを完済した証をこの手で確認すべく、私は自分で手続を行う所存です。
自身での抵当権抹消登記手続に続く…
ということで、私は「抹消登記必要書類返却依頼書」を返送することとします。
抹消登記に必要な書類が届いたら、法務局へ行って自分で抵当権抹消登記の手続きにチャレンジする所存です。
明日書類を返送しますので、返送されてきた「抹消登記に必要な書類一式」の内容や、自ら行う抵当権抹消登記の手続きの詳細に関しては、今後また記録して参ります。
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