こんにちは、長井ジンセイ(longlife_JN)です。
3月期決算を受け、引き続き6月は配当ラッシュが続きます。
今回はゆうちょでお馴染みの日本郵政(6178)より配当通知が届きましたので、内容をご紹介致します。
日本郵政(6178)の株価
日本郵政株式会社法(!)に基づき、日本郵政グループの持株会社として設立された特殊会社が日本郵政です。
小泉首相(当時)の「郵政民営化!」の叫び声が未だ記憶に残っていますが、民営で株式が上場されており、株は普通に買えます。
日本郵政の株価、2021年6月16日の終値で909.2円、最低売買代金は90,920円と手を比較的手を出しやすい価格帯です。
コロナショック前後を見るため2年チャートをチェック。
コロナ前からの下落トレンドがコロナショックで更に下落、前年1,200円超だったのが700円超まで一時下がりました。
その後も2020年はずっと低迷していましたが、2021年に入り上昇モードとなり一時は1,100円近くまで上昇、その後反落し現在は900円前後で推移しています。
2021年に相次いだグループ内の不祥事に足を引っ張られ、コロナ前水準までの安定した回復にはまだ至っていないという感じです。
日本郵政(6178)の配当
2021年3月期の配当は1株あたり50円、特定口座・100株の私は税引前5,000円→税引後4,598円頂きました。
「利益剰余金」ではなく「資本剰余金」を原資とする配当で税務上の取扱いが異なるとのことで、通常ざっくり▲20%の税抜後金額が▲約10%と、通常計算よりも特定口座での受取金額が多くなっています。
ここ2年は期末の年1回配当、特別配当の2018年を除き2017年から年間50円で推移しています。
909円計算で配当利回りは約5.5%、なかなかの高配当株です。
719円で購入した私の場合、配当利回りは約7%にもなります。
72,000円程の投資で年間4,500円を生むのですから、なかなか美味しいです。
日本郵政(6178)の株主優待
日本郵政(6178)は株主優待がありません。
金額は低くても良いので、記念切手とか貰えたら嬉しいのになあ…なんて勝手に思います。
まあ高配当株なので贅沢な望みですね。
まとめ:今後も高配当な現水準の維持を期待
減配懸念もささやかれた2021年3月期も従来通りの50円を維持、一連の不祥事も一段落した感もあり、今後業績が上向いてくるかどうかが注目されます。
2022年3月期も50円の配当が予想されていますが、配当性向が60%近くにもなっています。
業績が上向くことでそこまで無理のない配当性向となり、今後も現水準レベルを維持し得る高配当株として、引き続き期待をしたい銘柄です。
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