こんにちは、長井ジンセイです。
5月も配当金は少ない月ですが、J-REITで2件(:GLP投資法人/ラサールロジポート投資)分配金が入って参りました。
今回は「GLP投資法人(3281)」について、銘柄の内容や分配金について記錄致します。
J-REIT(Jリート)とは?
はじめに、J-REIT(Jリート)に馴染みがない方のために、簡単に説明しておきます。
J-REITは、多くの投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品です。不動産に投資を行いますが、法律上、投資信託の仲間です。
もともとは、REITという仕組みはアメリカで生まれ、「Real Estate Investment Trust」の略でREITと呼ばれています。これにならい、日本では頭にJAPANの「J」をつけて「J-REIT」と呼ばれています。
https://www.toushin.or.jp/reit/about/index.html
不動産に直接投資する場合に比べて遥かに少額で、上場株式と同じように手軽に購入出来るのと、総じて配当性(分配金)が高目なのがJ-REITの特長です。
年2回の分配金設定にしている法人が多く、かつ株式に比べ3月決算に偏らないという特徴もあり、毎月分配金を得られるポートフォリオを組みやすいという点も隠れたポイントです。
GLP投資法人(3281)について
物流施設の開発・運営の国際的大手であるグローバル・ロジスティック・プロパティーズ・リミテッドの日本法人である日本GLP株式会社をスポンサーとする、物流施設特化型J-REITです。
大規模(延床面積10,000㎡以上)かつ機能的な設計を備えた賃貸用物流施設を主たる投資対象としている、大型物流施設に特化したJ-REITになります。
GLP投資法人(3281)の株価
コロナショック前後を確認するために以下2年チャートです。
コロナショックで15万円→8万円程度まで暴落しましたが(汗)、コロナ禍で強みを発揮した物流系REITであったため、J-REITの中では比較的回復が早かった方ではないかと思います。
2020年半ばからは右肩上がりに回しコロナ前水準を上回る18万円レベルで高値安定状態、2021年5月25日の終値では185,100円となっています。
GLP投資法人(3281)の分配金
2021年2月期(第18期)の分配金実積は1口あたり2,989円でした。
私はNISA口座なので、2,989円非課税で丸々頂きました。
2021年9月期・2022年2月期の予想分配金はそれぞれ2,697円・2,659円で、年間合計5,356円となっています。
本日の終値(185,100円)で計算すると、予想配当利回りは2.9%の水準です。
株価が高止まりしている状況もあり、総じて利回りが高目なJ-REITの中ではやや低い部類に入りますかね。
私は121,500円で購入出来たので、実質4%以上の利回りを得られる計算で、今後も長期保有しようと思っています。
※値下がりしたら買い増ししたい位ですが、なかなか下がりません…
まとめ:株式補完や配当入金月分散には有用なJ-REIT
コロナショックでオフィス系や商業系J-REITは影響を受け、未だ回復し切れていない銘柄もありますが、GLP投資法人(3281)のような物流系J-REITは比較的立ち直りが早く、コロナ禍でも堅調な部類に入るかと思います。
REIT偏重はリスクが大きいですが、リスク分散として株式と併用したり、毎月の配当入金を目指して権利確定月の異なるREITを組み合わせるなど、配当重視のポートフォリオを組むのであれば十分検討余地があると感じます。
コメント