AdSense (アドセンス): ファーストプライス オークションへの移行について…とは?

アドセンスがファーストプライスオークション制度に移行 AdSense(アドセンス)
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こんにちは、長井ジンセイ(longlife_JN)です。

Google AdSense チームから「AdSense のエコシステムの進化: ファーストプライス オークションへの移行について」というメールが届きました。

これは何?ブログにAdSense(アドセンス)貼ってるブロガーは何か対応が必要なの??ということで、今回はアドセンスのオークション制度変更について調査~レポート致します。

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「AdSense のエコシステムの進化: ファーストプライス オークションへの移行について」全文

先ずは今回Googleからパートナー宛に届いたメールの内容を確認致します。

パートナー各位

Google AdSense の仕組みをシンプルにする取り組みの一環として、今後数か月内に AdSense* のオークションをセカンドプライス方式からファーストプライス方式に変更することをお知らせいたします。AdSense パブリッシャー様の側で必要なご対応は特になく、収益にも変化がないものと予想されます。なお、広告主の皆様にも AdSense のオークション方式の変更にあらかじめ備えていただけるよう、現在こちらの発表を行っております。

ファーストプライス オークションへの移行は年内に完了される予定です。詳しい情報や今後のお知らせは、AdSense ファーストプライス オークションのヘルプページにてご確認ください。

今回のアップデートは、AdSense のエコシステムのさらなる成長と改善につながるものと考えております。引き続きご理解とご協力をいただければ幸いです。

*コンテンツ向け、動画向け、およびゲーム向け AdSense が今回のアップデートの対象となります。AdSense の各種サービスへの影響について詳しくは、よくある質問のページをご覧ください。

AdSense のエコシステムの進化: ファーストプライス オークションへの移行について

AdSenseヘルプページでも、10月7日付でリリースが出されています。

AdSense がファーストプライス オークションに移行します - Google AdSense ヘルプ
2021 年 10 月 7 日AdSense の仕組みをシンプルにする取り組みの一環として、今後何か月かのうちに AdSense(コンテンツ向け AdSense、動画向け AdSense、ゲー

大規模サイト運営者向けの広告管理プラットフォームGoogle Ad Managerでは、2019年にファーストプライスプライスオークションに移行されています。

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セカンドプライスオークションとは?

これまでアドセンスで採用されていた「セカンドプライスオークション」とは、どういう形式なのでしょうか?

セカンドプライスオークション形式

セカンドプライスオークションとは、最高入札額の落札者が二番目に高い値を付けた人の入札価格で購入する方式のオークションをいいます。

(例)

最高額:5,000円 (A社)

2番目:4,500円(B社)

→A社が4,500円で落札(※4,501円となる場合もあり)

インターネット広告業界では、従来このセカンドプライスオークションが一般的に採用されて来ました。

セカンドプライスオークション形式のメリット

言い値ではなく2番目の額まで落札額が抑えられるので心理的な負担が少なく、広告主側は積極的に入札し易いというメリットがあります。

また入札額も高い傾向になり易く、広告が高く売れる可能性が大きくなるため、広告掲載側にもメリットがあると言われています。

ジンセイ
ジンセイ

言い値よりコストを抑えて落札出来るケースが多く入札側は積極的に入札がし易く、その結果入札額も上がり易いということで、広告主と広告掲載側ともにWin-Winの仕組みとも言われているようです。

セカンドプライスオークションのデメリット

セカンドプライスオークションでは最高額=落札額とならないケースが多く、落札額が不明瞭となるのと、不正が行われる等のデメリットがあります。

透明性の観点や不正防止対策として、徐々にファーストプライス方式に移行する風潮があると言われています。

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ファーストプライスオークションとは?

次に、今回アドセンスが採用を発表した「ファーストプライスオークション」とは、どういう形式なのでしょうか?

ファーストプライスオークション形式

最高額を提示した落札者が、当該金額(最高入札額)で落札できる形式です。

ファーストプライスオークションのメリット

最高入札額=落札額となるので落札額が明瞭で、落札者も自分の入札額と落札額がイコールなので、落札価格を確実に把握出来ます。

広告主にとっては費用対効果の計算がし易く、セカンドプライスの制度を悪用した不正がはびこりにくいのもメリットと言われています。

ジンセイ
ジンセイ

一般的に「オークション」と聞いて思い浮かぶのがこちらの制度ですね。

セカンドプライスオークション方式で複雑化・不透明化して運用も難しくなったことから、ファーストプライス方式へと移行する風潮になっています。

ファーストプライスオークションのデメリット

セカンドプライスオークションのように2位の価格まで抑えてくれることはないため、落札額が高騰し易い傾向があり、積極的な入札がされにくいというデメリットがあります。

メディア側にとっては広告収益の増大に繋がる可能性もありますが、広告主側が出稿に消極的になる畏れもあります。

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アドセンス掲載メディアはどう対応すれば良いのか?

今回のオークション方式の変更に対して、AdSenseパブリッシャー=アドセンスを貼っているブロガー等にはどのような影響があり、それに対して何らか対応・対策する必要があるのでしょうか?

間接的に影響を受ける畏れも?

基本的にはGoogle側収入と広告主側支出に関して直接影響が出るものですが、その結果パブリッシャー側に回るキャッシュ(収益)も間接的・結果的に増減する可能性もまたあるのではないかと。

Google側では「AdSense パブリッシャー様の側で必要なご対応は特になく、収益にも変化がないものと予想されます」と説明していますが、あくまで予想に過ぎません。

ファーストプライスオークション導入により落札額が上昇、「今まで以上に広告費がかかるな…」と広告主がアドセンス利用を検討し直す…といったことがひょっとして起きるかもしれません。。

Google側では「デジタル広告における費用の妥当性に対する広告主様の信頼が高まり…費用の妥当性に対する信頼の向上は、パブリッシャー様の収益増加にもつながります…」とも説明していますが、果たして今回のオークション制度変更がどのような結果になるか…

ブロガーとしては状況を注視するのみ

まだファーストプライスオークション導入前ですし、直接パブリッシャーには関わらない制度変更なので、特に今ブロガーが何か対応出来るような状況でもないですね。

今後の収益に影響が出る可能性があるトピックスとして、先ずは今後も状況を注視していくしかないと考えています。

質の高いブログ記事をアップし続けていく…というブログ収益化の黄金率は変わらないですね。

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