dカードからdカードGOLD(ゴールド)へのアップグレード:年会費の元は取れる?

dカードゴールド ドコモ経済圏
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こんにちは、ドコモユーザー歴25年超でドコモ経済圏どっぷりの長井ジンセイ(longlife_JN)です。
長年dカード(ノーマル)を保有していましたが、この度dカード GOLDに切替(アップグレード)致しました。

ゴールドカード保有のステータスとかには興味がなく根っから節約派な私、年会費がかかるクレジットカードは年会費分が回収出来るか?という基準から判断します。

結局これまではすべて年会費無料(実質含む)のカードのみ所有していましたが、今回初めて年会費のかかるゴールドカードを作りました。

ジンセイ
ジンセイ

これまで妻子はauユーザーだったところ今回docomoに切り替えたことを契機に、dカード GOLD申込(アプグレ)を行いました。

年会費の元が取れると踏んで申込をした訳ですが、、果たして元は取れるのでしょうか?

アップグレード時のメリット・デメリット等と共に、初期検証をしたいと思います。

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dカードGOLD(ゴールド)とは?

dカード GOLDは、dカードと共にNTTドコモが発行するクレジットカードです。

クレジットカードに加え、電子マネー「iD」、dポイントカードの3つの機能が1枚になっているのが特徴です。

dカードゴールド/dカード
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dカードGOLDのメリット

2種類あるdカード、dカード GOLDに関する主なメリットを確認しておきます。

※他に空港ラウンジの無料利用などもあります

ドコモのケータイ/「ドコモ光」利用料金の10%ポイント還元

通常1%のポイント還元率が、ドコモのケータイ・ドコモ光に関しては10%になるのが一番のポイントです。(…とドコモは推しています)

しかしこの10%ポイント還元に関しては色々なからくりがあるので、要注意。

詳細はデメリットのところに記載致します。

購入から3年間最大10万円のケータイ補償

ケータイが修理不能になった際に、初回購入時から3年間、最大10万円補償のサポートがあります。

同一機種・同一カラーのスマートフォンをdカード GOLD で購入すると、10万円後日返金
ケータイ補償

ドコモ公式のケータイ補償と比較すると、サービス内容・範囲が限定的で全てのトラブルには対応できそうになく、これで公式のケータイ補償を外すのは結構リスキーな気がします。

家族カード1枚目は年会費無料

dカード GOLD家族カードは1枚目無料で発行が可能です。

前述したドコモ回線の家族一括請求をしている場合、1枚では1回線しか10%還元対象にならないので、2回線目以降も10%還元対象をする場合には、家族カードの発行は欠かせません。

THEO[テオ]+docomoのおつり積立で手数料割引

ドコモユーザーにはメリットが大きいロボアドバイザー投資のTHEO+docomo、dカードGOLD会員が「おつり積立」を設定することで、手数料が段階的に割引になる「テオカラーパレット」のランクアップも可能となります。

ジンセイ
ジンセイ

THEO+docomoのユーザーである私、これまで「ホワイト」でしたが手数料20%オフの「グリーン」にランクアップ出来る見込みです。

現在月の手数料が700円程度なので、月140円程度=年間1,500円程度の節約メリットとなります。

以前の記事にも書きましたが、ここのメリットも加味して今回dカードゴールドを申し込むことに決めました

この辺り詳細はカラーパレットの認定や手数料の実積含めてTHEOのエントリーで今後記録していく所存です。

dカードアプリ等はアップグレードを自動で反映してくれる

申込後中3日(営業日計算)経った日にdカードアプリを開いたところ、カードはまだ届いていないのにゴールドカード情報が反映されており、審査が通ったことを知りました(笑)

ドコモの携帯料金支払いをdカードに設定している場合もdカード GOLDに自動で切り替えてくれる模様ですが、この辺りは手間がなくて良いと感じました。

一方で併存する旧カードの明細が以前のようには確認出来なくなるので、そこは注意です。

dカード GOLDにアップグレードした際のご注意 | dカード
dカード GOLDにアップグレードした際、ご利用のdアカウントで引き続きGOLDカードとdカード(旧カード)のMember's Menuがご利用になれます。

結構な金額の入会キャンペーン等をやっている

タイミングで内容が変わることもありますが、入会キャンペーンをよく実施しています。

うまく使えば初年度の年会費以上の恩恵をうけられます。

ドコモによるキャンペーン

私が申込をした時点ではdカードからのアップグレードで最大10,000ポイントが貰えるキャンペーン中でした。

dカード GOLD 入会&利用特典 dポイント(期間・用途限定)最大11,000ポイント進呈! ※dカードまたはDCMXからのアップグレードは最大10,000ポイント
dカード GOLD

入会翌月・翌月末のdカード支払い額について25%(各月上限5,000ポイント)還元というものです。

ポイントサイトやアフィリエイトのセルフバック

ドコモのキャンペーンは入会後のカード利用に対する特典ですが、ハピタス等のポイントサイトや、A8.net等アフィリエイトのセルフバック(自己アフィリエイト)ではカード発行により大きな額が貰えるので、入会時には是非活用したいところです。

※私はA8.netのセルフバック(23,500円)を利用しました

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dカードGOLDのデメリット

ドコモユーザーでdカード GOLDを検討する場合に考慮しておきたいデメリットとして、主には以下のポイントがあります。

年会費がかかる

特に節約志向派にとってはココが最大のデメリットですね。

ゴールドカードとしては決して高い年会費ではありませんが、年会費をポイント還元でしっかり回収しようと思う場合には、年間11,000円はなかなかのハードルになります。

10%還元の罠的なポイント

そして年会費回収には不可欠なドコモ料金10%還元のメリット、実際には次に挙げる罠的なポイントがあり、「騙された」と言う人もいる位なので要注意です。

1,000円(税抜)ごとに100円の還元

通常の1%還元は税込100円ごとですが、ドコモ料金の10%還元は税抜1,000円ごとというのが最大の注意ポイントです。

年会費11,000円(税込)をポイント還元で回収する為には、対象となるドコモ利用料は税抜だと年間110,000円ですが、税込だと121,000円となります。

税込121,000円を月に換算すると10,084円=税抜9,167円にもなります。

ここで更に注意なのが「1,000円ごと」の条件、税抜9,167円だと月900ポイント=年間10,800ポイントと、年会費に届きません。

結局のところ、対象のドコモ料金が税込月11,000円=年間132,000円に達しないと11,000円の年会費を完全には回収出来ない計算になります。

ジンセイ
ジンセイ

標準の1%では税込表示(:100円ごと1ポイント)にしていながら、この10%では税抜表示(:1,000円ごと100ポイント)、消費税の扱いも端数単元も変えているのはユーザの誤解を招くので感心しませんね。

税込かつ100円で10ポイントとうっかり勘違いしがちなので、要注意です。

ポイント還元対象範囲

何となく月の請求額全てが対象になりそうなイメージを持ってしまいますが、10%還元は以下対象に限定されるのでこれまた要注意です。

ポイント進呈の対象となるドコモのケータイおよび「ドコモ光」のご利用料金は、各種割引サービス適用後の基本使用料、通話・通信料、付加機能使用料、ユニバーサルサービス料の金額となります(ただし、ご利用料金のうち位置情報/ユビキタスサービスにかかる基本使用料および通信料は除きます)。

各種手数料、電報料、コンテンツ使用料/ i モード情報料、コレクトコール通話料、ケータイのご購入代金、バリューコースにおける分割支払金/分割払金、d払い、ドコモ払い(一部を除く)、ドコモ口座による利用代金(送金依頼額および利用料)、消費税、「ケータイ補償 お届けサービス」「ケータイ補償サービス/ケータイ補償サービス for iPhone & iPad」ご利用時のお客様ご負担金、「機種変更応援プログラム」利用料金、「ドコモ光」事務手数料・工事料および光訪問サポート利用料などはdポイント進呈の対象外となります。

dポイント説明

割と皆さん使っていると思われる端末の分割支払金やケータイ補償のサービス利用料などは含まれないので、ドコモ請求額の丸々10%還元と思い込まないことが肝心です。

ジンセイ
ジンセイ

ドコモの請求月額10,000円だからその10%が返ってくれば年会費分は余裕っしょ…なんて甘く見ていると、痛い目にあう可能性大です。

カード申込前に還元額を試算する場合には、ドコモのケータイやドコモ光の利用明細をしっかり確認し、ポイントをきっちり計算しておくことをお薦めします。

カード1契約につき1回線分のみの10%還元

家族分を一括請求していても、被請求者がdカードゴールドを1枚持っているだけでは家族分の回線までポイント還元対象になりません。

2回線目以降は家族カードの利用による10%還元をドコモ的には推奨しています。

よくあるご質問 | dカード
dカードの公式ホームページです。お客さまから寄せられたよくあるご質問と回答を掲載しています。
ジンセイ
ジンセイ

今回妻がau→docomoにMNPした際に請求も私に纏めましたが、妻の回線分も10%対象とすべく、dカードゴールドの家族カードを合わせて申し込みました。

前述しましたが、家族カード1枚は年会費無料です。

dカードからのアップグレードで番号が変わる

違うカードになるのでやむを得ないこととは思いますが、アップグレードによりクレジットカード番号が変わってしまいます。

今回申込をしてみて感じたデメリットですが、公共料金などドコモ外の定期的な支払いにdカードを設定している場合には、ユーザー側でゴールドに切り替える手続きが必要です。

よくあるご質問 | dカード
dカードの公式ホームページです。お客さまから寄せられたよくあるご質問と回答を掲載しています。
ジンセイ
ジンセイ

前の記事で書きましたが、楽天カードの公共料金支払ポイント還元率が改悪されたタイミングで、電気・ガスの支払いをdカード(ノーマル)で申込したばかりだったので、またゴールドに切り替えなければなりません…

ただアップグレードにより旧カードは停止されず併存状況になるそうで、アップグレードで支払いが止まってしまうようなことはなく、そこは安心です。

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dカードGOLD年会費の元が取れるか?

なかなか複雑なドコモ利用料の10%還元、長井家では今後以下が対象となる見込となり、ぼんやり月1万以上auに払っていた妻の通信費削減も兼ね、dカード GOLDの申込に踏み切りました。

dカードGOLDの年会費分ポイントが貰える目論見書 ※税別計算

■私:ギガライト(〜1G)3,150円

 →ほぼテレワーク、外でのパケット通信がほとんどありません

■妻:ギガライト(〜5G)5,150円

 →毎日出社、外出先でもちょいちょい動画を見るらしく月5Gはいくとのこと

■ドコモ光:5,200円

 →現在So-net光なのですが、妻のauで▲1,200円だった割引を受けられなくなるので

  この機会にPlala(So-netからの変更に相性が良いSコース)に切り替え

【合計】13,500円

割引等を勘案しない上代では1,300ポイント貰えて年会費の元は取れる計算です。

「みんなドコモ割」「ドコモ光セット割」「dカードお支払割」が適用されると▲1,100+550+340=1,990で月11,510円となりますが、それでも月に1,100ポイントは貰えて年会費を賄える目論見です。

ジンセイ
ジンセイ

決済前の皮算用なので、実際に目論見通りポイントが貰えて年会費の元が取れるかは、これから検証が必要です。

前述したTHEO+docomoの手数料が浮くメリットもあるので、年間10,000ポイント以上貰えればまあ御の字なのですが…

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まとめ:ドコモユーザーなら一度検討に値するdカードGOLD

罠的なポイントはありながらもドコモ利用料の10%還元のインパクトはやはり大きいです。

利用開始後日が浅くまだ確実な検証は出来ていないのですが、ゴールドカードながらドコモユーザーなら年会費の元が取れ実質無料となる「可能性を秘めた」カードと言えるかと思います。

目論見通り年会費の元が取れたのか?については、今後また実積値でレポート致します。

(2021/9/5追記: 一次レポートをアップしました)

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