こんにちは、引き続きテレワーク中心で週1~2回小田急⇔東京メトロで通勤している長井ジンセイ(longlife_JN)です。
さて前回レポートした通り、お得度が高く私も愛用していた小田急チケット10が終売となってしまいました(T_T)/~~~
残念ながら小田急チケット10は終了した一方で、東京メトロの回数券(:メトポよりお得)はまだ生き残っています。
生き残っている東京メトロ回数券は引き続き活用すべく、今回は「小田急線:PASMO利用(小田急おでかけポイントGET)⇔東京メトロ:回数券」の乗り継ぎについて、実践レポート致します。
[乗車]小田急線:PASMO⇒[降車]東京メトロ:回数券の乗り継ぎ
小田急チケット10が終了した為、PASMOで小田急線に乗車(:小田急おでかけポイントゲット)し、東京メトロ管内は回数券を使用するパターンを先ずは検証します。
※私の場合は往路になります
PASMOで小田急線に乗車し小田急おでかけポイントをゲット
先ずは小田急線乗車の段、小田急おでかけポイント登録済のPASMOで自動改札を通過するだけです。
私は払い戻し手数料が不要なモバイルPASMOを使用しているので、スマホを自動改札にタッチしています。
これで月内の同一区間乗車回数に応じて小田急おでかけポイントが貰えます。
改札を出場することなく小田急線から東京メトロに乗り換え、次は手持ちの東京メトロ回数券で降車する段です。
東京メトロ降車駅の改札窓口で精算
小田急チケット10での乗車時は精算機が利用出来なかった東京メトロ降車駅での精算、PASMO乗車に変わっても残念ながら状況は変わりません。。
小田急PASMO乗車履歴は東京メトロ精算機で読み取れず、改札窓口で係員さんに精算して貰う必要があります…
小田急チケット10利用時は小田急+メトロの回数券2枚を渡せばすぐ精算済証が貰えましたが、PASMO乗車になるとPASMOの読み取りが必要で、精算に要する時間が増えました…
[乗車]東京メトロ:回数券⇒[降車]小田急線:PASMOの乗り継ぎ
次に、手持ちの東京メトロ回数券で乗車し、小田急線はPASMOで降車(:小田急おでかけポイントゲット)するパターンです。
※私の場合は復路になります
乗車時はメトロ回数券を自動改札に通して乗車、改札を出場することなく小田急に乗り換えます。
次は降車の段、小田急は精算機でいけるのか?
はたまた精算機NGで改札窓口で精算する必要があるのか??
PASMO/IC対応の乗り越し精算機でOK!
小田急チケット10利用時は東京メトロ/小田急の回数券2枚重ねで自動改札を通過出来ましたが、PASMO利用時は要精算となります。
ここでもさすが小田急さん、PASMO/ICに対応したのりこし精算機が用意されています!
①「きっぷの精算」メニューから、乗車した東京メトロ回数券を投入
②IC読み取り部(右下)にPASMOをかざす
…という手続きにより、比較的スムーズな精算が可能になっています。
自動改札で完結しない分手間としては若干増えましたが、係員を通さず精算機で完結出来るので、負担が増えた感は然程ありませんでした。
精算機での精算を終えると「精算済証」が発行されるので、あとは自動改札に精算済証を通せばOKです。
ICカード運賃の罠で微妙に損する…
小田急降車時は精算機使えるし楽だな…と思っていたら、思わぬ罠が待っていました。。
↑こちらモバイルPASMO通勤時の往復履歴です。
下段の小田急PASMO乗車→(改札出場なし)→メトロ回数券降車(窓口精算)パターンでは、ICカード運賃が適用(283円)されています。
しかし上段のメトロ回数券乗車→(改札出場なし)→小田急PASMO降車(IC精算機)の場合、IC運賃が適用されないのです…
ICカード運賃の適用条件=「全区間を通じて」「1枚のICカード乗車券を利用し入・出場」を充たしていないことが原因と考えられます。
そういう意味では、往路の小田急PASMO→メトロ回数券のケースも回数券で出場しているのに、ICカード運賃が適用されています。
このケースでは、メトロ降車駅でのIC精算により、乗換時に改札を出ていなくても小田急管内はICで入・出場したと看做されるのでしょう。
ICカード運賃が適用されないと、約2.5%のロス(290円区間)となります…
往復共小田急管内はICカードのみの利用ですし、他社線の回数券で乗車したからといってICカード運賃が適用除外となるのは釈然としません。。
東京メトロ(回数券)⇒小田急(PASMO)乗り継ぎでも小田急おでかけポイントゲット
上記PASMO精算を行うことで、復路も小田急おでかけポイント対象となり、月間の乗車回数に応じた小田急おでかけポイントが得られます。
【注意】小田急おでかけポイントは自動改札での入出場に限定 <2022/12追記
後日、小田急:PASMO/東京メトロ:回数券乗車時の小田急おでかけポイント明細を確認したところ、、ポイントが付いていない(T_T)
調べたところ、付与対象が「乗車・降車いずれも自動改札機をPASMOで通過した場合」となっており、小田急⇔東京メトロ乗換時に自動改札をスキップしていることで、対象外になっているようです。。
小田急線内をPASMO乗車していることに変わりないんですが…
自動改札での入出場をマスト条件にされるのは釈然としません。。
まとめ:お得度試算はより複雑に…
ということで、小田急チケット10終了に伴いPASMO乗車に切り替えた後の、乗り継ぎ方法(小田急:おでかけポイント/東京メトロ:回数券)レポートでした。
東京メトロ管内の乗車区間や頻度によりお得になる金額は変わりますが、それでも還元率の高い回数券を使い続けた方がお得なケースは多いと思われます。
メトロ回数券を使い続ける場合、2枚渡しでサッと精算済証を貰うとか、2枚重ねで自動改札を通過するパターンが崩れ、精算手間・時間が増えたのは先ず残念なポイントです。
小田急チケット10から小田急おでかけポイントへの変更でお得度も低下していますが、サービス自体終了で止むを得ないため、ここでは不問とします。
私の場合は月5~6往復で200円程度のお得感ですが、それでも年間にすれば2,400円程度になります。
例えば高配当ETFのQYLDなら1株変える位の金額、QYLDは10%を超える配当も期待出来るので、浮いたお金を更に増やせる可能性も広がります。
ここで注意したいのが、小田急:PASMO/東京メトロ:回数券利用で、乗換時に自動改札を経ないパターンです。
メトロ回数券利用でメトポが貰えないのは二者択一の関係で止むを得ないとして、上述した通り小田急おでかけポイントも対象外になってしまいます。
このパターンでお得度を追求する場合、[メトロ回数券]vs.[小田急おでかけポイント+メトポ]の構図で、得られるお得度を比較する必要があります…
乗車頻度ごとに小田急おでかけポイント/メトポの還元シミュレーションも以前にしてみているので、該当する方はこちらもご参照下さい。
私の乗車頻度だと辛うじて東京メトロ回数券を使った方がお得になりそうですが、手間も考えると「もうどっちでもいいや」くらいのレベルに…
サービス改悪でお得度が下がるケースが多々見られる昨今ですが、少しでもお得な方法が残されているのであればそれを活用し、少しでも資産が増える方向に持って行きたいですね。
[悲報]東京メトロの回数券も終了に… <2022/11追記
小田急線に続いて、東京メトロでも回数券が終売になるというニュースがありました(TдT)
一次レポートしておりますので、詳細はこちらをご参照下さい。
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