2022年は6月から猛暑…「節電ポイント」は高騰する光熱費対策になるのか?

2022年節電ポイント(東京電力・東京ガス) エネファーム
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こんにちは、電気・ガスは東京ガスに纏めている長井ジンセイ(longlife_JN)です。

さて6月にまさかの梅雨明けからの記録的な猛暑、エアコンつけないとやってられない日々ですね…

しかし電気料金・ガス料金ともに値上がりが続いており、節約志向の家庭にはいつも以上に厳しい夏到来となります。

そんな中、2022年夏は政府主導で「節電ポイント」の導入が推進されるとのことで、今回は水光熱費の高騰状況〜各社の「節電ポイント」導入状況について、レポート致します。

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2022年光熱費(電気料金・ガス料金)の高騰

さて2022年に入って高騰が続く光熱費、一体どれだけ電気代・ガス代が上がっているのか?

我が家の実績値(2022年1月〜6月)を例に見てみましょう。

2022年電気電気ガスガス
1月〜6月使用量料金使用量料金
202193825,91860156,117
202272825,59160174,902
前年比77%98%100%133%
ジンセイ
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昨年より使用量が23%下がった電気ですが、料金は98%とほぼ昨年並み。

昨年対比100%と使用量は変わらないガス、料金は+30%以上値上がりしているという地獄…

電気・ガス合計:半年で+2万円近いアップになっています…

エネファーム5年目突入

さてエネファームを導入している我が家、先月5周年となり、リモコンに5年の記録が表示されました。

エネファーム:設置から5年のお知らせ
エネファーム:5年間の実績
ジンセイ
ジンセイ

5年間で8177kWhの発電=森5つ+木51本分…と言われても、あまりピンと来ませんね。。

約18万円分の発電量だそうですが、その分ガス使用量/ガス代が上がっているので、あまり手放しでは喜べません…

エネファーム節電に関する試行錯誤は過去エントリーで詳細レポートしていますが、電気代高騰の昨今、今まで以上にエネファームの発電時間帯や消費電力量などに気を配って運用しています。

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節電ポイントとは?

さて昨今ニュース等で取り上げられている「節電ポイント」とは何なのか?、概要をチェックしてみましょう。

政府主導の節電ポイント

内容はまだ確定しておりませんが、『参加する家庭にまず2000円相当のポイントを付与し「もう1段の節電」をした場合に電力会社が実施する節電ポイントに国が上乗せする形で支援…』という内容が現在検討されています。

実施時期は8月が有力のようです。

政府の「節電ポイント」は8月開始か 電力会社の節電プログラムに参加する家庭にまず2000円相当
政府は検討を進めている「節電ポイント」について2000円相当のポイントの付与を8月中に開始する方針を示した。

電力会社の節電ポイント(デマンドレスポンスサービス)

各電力会社ではデマンドレスポンスサービスとして、各種キャンペーンがリリースされています。

主要な電力会社のキャンペーン内容をチェックしてみましょう。

東京電力「夏の節電チャレンジ2022」

先ずは東京電力の2022年夏のキャンペーンです。

・キャンペーン期間:2022年6月8日(水)~9月30日(金)

・内容:節電チャレンジの対象時間帯に節電した節電量等に応じて、節電ポイントをプレゼント

節電チャレンジ
「節電チャレンジ」では、節電チャレンジの対象時間帯に節電いただいた節電量等に応じて、節電ポイントをプレゼントします。さらに、初めて節電に成功するとボーナスとして100節電ポイントもらえます。
参加方法

参加フォームから申込した上で、対象時間帯に節電が出来た場合には、くらしTEPCOポイント(1キロワットアワー当たりの節電で5ポイント=5円相当)が付与される仕組みとなっています。

東京電力「夏の節電チャレンジ2022」参加手順

東京ガス「夏の節電キャンペーン」

続いて東京ガス、2021年に一般家庭向けに「デマンドレスポンスサービス」の実証を開始し、2022年はその本格展開として節電キャンペーンをリリースしています。

・キャンペーン期間:2022年7月27日(水)~9月23日(金) ※参加受付:7月18日(月)まで

・内容:節電チャレンジの対象時間帯に節電した節電量等に応じて、節電ポイント(最大4,000円分のamazonポイント)をプレゼント

東京ガス デマンドレスポンス(DR)の取り組み|東京ガス
東京ガスのデマンドレスポンス(DR)の取り組みをご紹介するページです。節電量に応じてパッチョポイントがもらえるキャンペーンのご案内です。
東京ガス:オンデマンドレスポンスサービス仕組み
参加条件
  • 東京ガスデマンドレスポンスサービス会員であること。サービス規約はこちら
  • 2022年7月19日(火)から特典付与時点までの間、継続してWeb会員サービス「myTOKYOGAS」の会員であること。
  • 2022年7月19日(火)時点で当社の電気料金メニューのずっとも電気1S、1、2、3または基本プランが適用されており、かつ電気の需給開始日が2022年7月15日(金)以前であること。
  • 電気料金メニューのずっとも1S、1、2、3または基本プランが適用されるお客さま宅にスマートメーターが設置されていること。
夏の節電キャンペーン申込

参加条件として「東京ガスデマンドレスポンスサービス」への事前申込が必要になります。

ジンセイ
ジンセイ

既に「myTOKYOGAS」会員なら、アンケートに答えるだけで申込は完了します。

東京ガスデマンドレスポンスサービス参加申込
東京ガスデマンドレスポンスサービス参加申込完了
東京ガス節電ポイント付与の仕組み

事前申込の上でキャンペーン期間を迎えると、以下のように節電実績に応じてステージ~付与ポイントがアップする仕組みです。

東京ガス「節電チャンス」ポイント実績 <2022/7/30追記

キャンペーン開始前日の7/26、『【東京ガス】節電チャンスのお知らせ(2022/07/27)』なるメールが到着。

翌日のチャレンジ対象時間帯を前日にお知らせする仕組みになっています。

気になる節電実績とポイント、反映に2〜3日かかる(!)とのことで、初日7/27の実績は7/29のお知らせメール内で確認することが出来ました。

※詳細は節電キャンペーン頁で確認可能です

ジンセイ
ジンセイ

取組〜結果反映の即時性が求められるように思うのですが、数日後となるとPDCAを回すのも難しいです…

2023年以降も続いていきそうな取組ですし、我が家の場合はエネファームとの絡みもあるので、今後またレポートしたいなと思います。

東京ガス「夏の節電キャンペーン」追加レポート <2022/8追記

キャンペーン開始後の実績速報など、追加レポート致しましたので、こちらもご参照下さい。

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電気・ガス代の値上がり分をカバー出来るかは疑問

ということで、政府主導の節電ポイントはやや遅きに失している感がある中で、東京電力・東京ガスのデマンドレスポンスサービスについてレポート致しました。

ジンセイ
ジンセイ

光熱費にかかる消費税を減税or免税にすれば手っ取り早い気もするんですけどね…

我が家が契約する東京ガスはまだデマンドレスポンスサービスの開始前、実際にどの程度の節電・節約インパクトを得られるかはまだわかりません。

ちなみに我が家の直近2ヶ月=5・6月の光熱費、2021年:23,993円→2022年:26,229円と2,000円超上がっています(<使用量は減っているのに)…。

「最大4,000円分のamazonポイント付与…」とのことですが、最大ゲットするには約2ヶ月で100kWh以上の節電が求められます…

ジンセイ
ジンセイ

対象時間帯のみで月に50kWh程度を削減する…ってハードルは相当高く感じます。

節電ポイント導入の一方で、8月の電気料金は大手4社が値上げ…とのニュースも出ています。

値上げが続く光熱費の値上がり分を、節電ポイントでカバー出来る可能性はあまり高くないのではないかと思われます。

【速報】8月の電気料金 大手4社が値上げ 東京電力は一般的な家庭で初の9000円台に
 異例の暑さが続くなか、8月の電気料金が大幅に値上がりする事が分かりました。東京電力では、初めてひと月9000円を超えます。  発表された8月の電気料金は、電力大手10社のうち4社が値上げします。  使用量が平均的な家庭で東京電力では9118円、中部電力では8747円などとなり、いずれも1年前と比べ2100円以上の...

記録的な暑さにより熱中症対策でエアコン稼働は避けられず、例え使用量が変わらなくても料金はアップする状況で、電気・ガス代を昨年以下に抑えるのは現状ではもはや無理ゲーに近くなっていように感じます。。

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