こんにちは、ドコモユーザー歴24年でドコモ経済圏どっぷりの長井ジンセイ(longlife_JN)です。
さてQRコード決済には勿論d払いを使っておりますが、使えるお店が多くないのでPayPayを併用しています。
もうちょっと頑張って欲しいd払いですが、2021年9月より「ステップボーナス」がスタートしたとのニュースがありました。
PayPayステップに対抗したとも言われているd払いステップボーナス、その内容やお得度について主にPayPayステップとの比較観点でレポート致します。
d払いステップボーナスとは?
ドコモユーザー限定で、毎月の利用回数や利用額に応じて最大3%までdポイント還元率がアップするサービスです。
ドコモ回線に紐づいたdアカウントでd払い(コード決済)のお買物をした金額に対して、通常ポイント(基本還元率0.5%、お支払い方法をdカードに設定した際のdカード還元率1%)と、プログラムポイント(ステージ還元率0.2%~1%、ギガホプランご契約による還元率0.5%)を合算して最大3%のdポイントを還元します。
https://nttdocomo-ssw.com/keitai_payment/campaign/dpay_stepbonus/2109/index.html
d払いステップボーナスの主なポイント
d払いステップボーナスはどんな特徴があるのか、先ずは主なポイントをチェックします。
ドコモユーザー限定・エントリー不要
先ずドコモユーザー限定(ahamoユーザー含む)なので、非ドコモユーザーには無縁の制度になります。
私のようにPayPayも使っているドコモユーザーの数と比べたら、d払いを使っている非ドコモユーザーは恐らく少なく、対象外となるユーザーは実際多くないとは思いますが…
d払いを使っているドコモユーザーならエントリー不要なのはありがたいですね。
段階的・小刻みな還元率設定
d払いステップボーナスの決済回数に応じた還元は、以下の通り段階的・小刻みに上がる設定になっています。
1〜4回:0.2%
5〜14回:0.3%
15回〜29回:0.5%
30〜49回:0.7%
50回〜:1.0%
0.2%とはいえ、1回でも使えば還元アップするのはありがたいポイントですね。
プログラムポイントは期間・用途限定
通常の0.5%およびdカード支払いの1%は通常ポイントとなりますが、利用回数の〜1%およびギガホプラン契約による0.5%分については期間・用途限定のdポイント付与になります。
プログラムポイントの有効期限は進呈から3ヶ月とやや短めなので、要注意です。
dカード払いの1%を含んでの最大3%
支払いをdカードにした際の1%を含めて最大3%となりますが、dカードはd払い以外で使っても基本1%付与されるので、d払いならではのポイント付与としては実質〜2%と捉えた方が良いかもしれません。
d払いステップボーナスとPayPayステップの比較
d払いステップボーナスと比較するにあたり、先ずはPayPayステップの制度についてチェック致します。
PayPayステップとは?
通常の付与率=0.5%に加えて、利用回数・金額や指定条件の達成状況により最大〜1%が更に付与され、最大1.5%還元となる仕組みです。
月間30回かつ5万円以上の決済を行い、対象3サービスを利用、PayPayとヤフーアカウントを連携しているYahoo!プレミアム会員…が+1%の付与を得られます。
30回かつ5万円以上(+0.5%)の時点で結構なハードルですが、対象3サービス利用などもヤフー系ヘビーユーザーでないと地味にハードルが高く、私は一度もクリアしたことがありません。
※以下今月の達成状況、Yahoo!プレミアム会員も無料期間で達成しているだけです…
d払いステップボーナスとPayPayステップの比較
ある程度項目を統一して比較してみます。
d払い ステップボーナス | PayPay ステップ | |
決済回数 | 1回以上:+0.2% 〜 50回以上:+1% | 30回以上:+0.5% |
決済金額 | - | 5万円以上 30回以上とand条件 |
有料契約 | ギガホプラン: +0.5% | Yahoo!プレミアム会員 |
対象サービス利用 | - | 5サービス中 3サービス利用 |
最大還元率 ※クレカ関連除く | 2% | 1.5% |
クレジットカード連携 | dカード: +1% | Yahoo! JAPANカード: チャージポイントなし |
決済回数・金額に応じた還元の違い
PayPayステップが30回かつ5万円以上で+0.5%の一律設定なのに対し、d払いステップボーナスは決済金額条件なし・1〜4回:0.2%/5〜14回:0.3%/15回〜29回:0.5%/30〜49回:0.7%/50回〜:1.0%と段階的に上がる設定になっています。
後発のd払いはPayPayに無い段階制の導入により、指定回数に達しなくてもゼロカウントにならず、かつ30回以上だとPayPayの0.5%を上回る0.7%となる仕組みにして、優位性を出していますね。
対象サービス利用などの違い
PayPayは指定サービスの利用やYahoo!プレミアムの契約など条件が多く、かつ各条件を個別に達成しただけではPayPayステップの還元率に直結しないケースもあり、d払いより複雑かつハードルが高めです。
PayPayモールやYahoo!ショッピングの還元率が+2%とかにはなりますが、当該サービスの利用頻度が少ないとあまり恩恵がありませんね。
一方のd払いは条件が少ない上に決済回数の段階設定含めて還元率に直結しており、ハードルが低め且つPayPayよりも解りやすいサービスになっています。
まとめ:ドコモユーザーならd払いを有効活用したい
手数料有料化で加盟店離れが予想されるPayPayに対し、d払いは新規加盟店の手数料を1年間無料にすることで、シェア拡大を目指しているというニュースも出ています。
PayPayに比べ加盟店が少なさがネックのd払いですが、PayPayの加盟店離れやd払いユーザー・加盟店が増加していくことにより、今後シェアを伸ばしていくかが注目されます。
そもそもドコモユーザーのみを対象としPayPayよりも還元の厚いd払い、ドコモユーザーであればd払いステップボーナスの内容をしっかり把握して、今以上に有効活用したいですね。
またd払いステップボーナスは2022年3月31日までとされていますが、期間限定のシェア向上施策に終わるのか、その後も継続的に実施されるのかも注目されます。
判定基準変更 <2022/5追記
d払いステップボーナスは期間延長の上2022年5月から、PayPayステップボーナスは2022年6月から制度変更あり、二次レビュー追記しました。
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