こんにちは、長井ジンセイ(longlife_JN)です。
さて以前のエントリーで定期券代が支給されなくなった会社員がお得に通勤する方法として、回数券とメトポ（パスモ乗車でポイント付与）とを比較しました。
回数券に圧倒的な大敗を喫したメトポですが、メトポ会員に向けたお得なキャンペーンを実施しています。
今回は「メトポ✕東京マラソン2021出走権キャンペーン」が始まったとのニュースがありましたので、内容についてレポート致します。
メトポ
先ずは「メトポ」について、サービス概要や登録方法に関するおさらいです。
メトポとは？
登録したPASMOで東京メトロに乗車するとポイントが貯まる、東京メトロ独自のポイントサービスです。
先日は「デイタイムポイント」を新設するなど、東京メトロが力を入れているサービスです。
メトポの登録方法
以前のエントリーに記載しましたが、メトポ公式サイトで仮登録した後に、駅の券売機で本登録を行う必要があります。
メトポ✕東京マラソン2021出走権キャンペーン
次に「メトポ✕東京マラソン2021出走権キャンペーン」の内容についてチェックして参ります。
実施期間
2021年11月19日(金)10：00〜12月12日(日)23：59
1ヶ月弱と比較的短い期間、あと１週間ちょっとなので応募はお早めに。
応募条件
- メトポの本登録を終えていること（本人が1回のみ応募可能）
- 応募時点で東京マラソン2021の出走権を持っていないこと
メトポ会員で東京マラソン2021の出走権をまだ得ていない人であれば、もれなく応募可能ですね。
応募方法
メトポ本会員であれば、実施期間内に専用応募フォームから応募するだけです。
なお本キャンペーンで当選しても「マラソン参加料16,500円（事務手数料、消費税込み）及び大会開催地までの交通費や宿泊費、PCR検査費6,800円（事務手数料、送料、消費税込み）等は別途必要」となるので、権利のみが当たるという内容になります。
東京マラソン2021出走権キャンペーンの倍率は？
さて気になるのがキャンペーンの応募倍率、そもそもメトポの会員って何人いるのでしょうか？
メトポの会員数から応募倍率を算出してみる
「2018 年 3 月の開始以降、35万人を超えるお客様にご登録いただいています」とのことで、35万人が仮に全員応募した場合には4,375倍(！)になります。
しかし全員応募することは有り得ないので、会員の中でどの位の人が応募しそうか＝応募率がどの程度かを、参考指標を基に勝手に推測してみます。
ジョギング・ランニング人口は増加傾向にあり、20歳以上のジョギング・ランニング実施率（年1回以上）10.2％、推計実施人口1,055万人…との統計結果が出ています。
ジョギング・ランニング率が10％とは少し少ない感じもしますが、先ずはランナー属性の率として参考指標にします。
次にジョギングやランニングをしていてもマラソンにチャレンジする人は限られる…という点で、マラソン率的な指標を探ってみます。
こちらは完走経験がある人の率ですが、一番多い年齢層でも「男性で1.04%。女性は0.30%」だそうです。
マラソンにチャレンジしかつ完走できた人の率なので、チャレンジしようとする人の率としてはこれより上が参考指標になりそうです。
…ということでランナー属性の10％とマラソン完走の1％の間をとって「5％」の応募率と仮定してみると、倍率は219倍（17,500人応募して80人が当選）ってな感じになります。
東京マラソン2021のエントリー状況
従来はおおよそ10倍前後の倍率で応募しても走れない人が多いと言われていた東京マラソンですが、2021大会は「海外在住ランナーの参加受入れ断念」により、国内ランナーが従来より参加し易くなったと言われています。
過去はメンバーでも必ずしも当選が約束されなかった「ONE TOKYOプレミアムメンバー」、2021大会は全員当選の追加措置がなされています。
まとめ：走りたいけどまだ出走権を得ていない人は応募してみる価値あり
ということで、2021大会は従来より倍率が下がっているだろうと思われる東京マラソン、出走したいけどまだ権利を得ていない…という方がもしいらっしゃれば、メトポ登録は無料ですしキャンペーン参加も無料なので、もうワンチャンスに賭けてみる価値はありそうです。
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