こんにちは、長井ジンセイです。
給与所得以外で毎月一定の収入が入ってくる体制にすべく、高配当株中心に投資をしていますが、どうしても月によってバラつきが出ます。
4月に配当金が入る銘柄は多くない中、J-REITの「イオンリート投資法人(3292)」から分配金の通知がありましたので、記錄致します。
J-REIT(Jリート)とは?
はじめに、J-REIT(Jリート)に馴染みがない方のために、簡単に説明しておきます。
J-REITは、多くの投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産などを購入し、その賃貸収入や売買益を投資家に分配する商品です。不動産に投資を行いますが、法律上、投資信託の仲間です。
もともとは、REITという仕組みはアメリカで生まれ、「Real Estate Investment Trust」の略でREITと呼ばれています。これにならい、日本では頭にJAPANの「J」をつけて「J-REIT」と呼ばれています。
https://www.toushin.or.jp/reit/about/index.html
不動産に直接投資する場合に比べて遥かに少額で、上場株式と同じように手軽に購入出来るのと、総じて配当性(分配金)が高いのがJ-REITの特長です。
株式に比べ3月決算に偏らないという特徴もあり、毎月分配金を得られるポートフォリオを組みやすいという点も隠れたポイントです。
イオンリート投資法人(3292)について
イオンが設立したREITで、「イオンレイクタウン」「イオンモール」などイオングループの大型商業施設に投資しています。直近保有資産は43物件・3955億円となっています。
イオンリート投資法人(3292)の株価
コロナショック前後を確認するために以下2年チャートです。
コロナショック直後10万円を割る水準だったところから、15万円台まで右肩上がりに回復し、コロナ以前の水準にまで回復しています。
イオンリート投資法人(3292)の分配金
第16期(2020年8月1日〜2021年1月31日)の分配金は1口あたり3,184円でした。
私はNISA口座なので、3,184円非課税で丸々頂きました。
2021年7月期・2022年1月期の予想分配金は各3,200円となっていますので、予想配当利回りは4.2%の水準です。
総じて利回りが高目なJ-REITの中では良くもなく悪くもなく…といった水準でしょうか。
ただ1月・7月権利確定(:4月・10月入金)という希少性と、それでも株式と比較すれば高目の配当利回りを個人的には評価している銘柄です。
まとめ:株式を補完する役割では有用なJ-REIT
コロナ禍でオフィス系も商業系もREITはそこそこ影響を受け、コロナ前の水準まで回復出来ている銘柄もあれば、まだ回復出来ていない銘柄もあります。
REIT偏重はリスクが大きい気がしますが、リスク分散として株式と併用したり、毎月の配当入金を目指して権利確定月の異なるREITを組み合わせるなどで、目的に合ったポートフォリオを組む一つの手段として、十分検討余地があるのではないかと個人的には思っております。
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