こんにちは、長井ジンセイです。
前回の記事で、「楽天銀行の定期預金は金利がメガバンクの10倍だけど、マネーブリッジならさらにその5倍金利が高くなる」ことを書きました。
投資のリターンには及びませんが、ローリスクで普通預金としては突出した金利が得られるお薦めサービスなので、今回はマネーブリッジの始め方について記錄致します。
マネーブリッジの始め方
楽天銀行・楽天証券の双方に口座を開設することがマストになります。
マネーブリッジの利用に際し、口座開設、口座の維持・管理、楽天証券との入出金はすべて無料で行えるので、特にキャッシュアウトはありません。
現状ただ銀行の普通預金や定期預金に預けているだけ…という方などにとっても、十分検討に値すると思います。
楽天銀行に口座を開設する
申込ページから必要事項を入力しカードを選んだ後、本人確認書類を提出します。
アプリからだと本人確認書類の選択肢が広がりかつ時短にもなるので、便利です。
楽天銀行に限りませんが、ネットバンクはメガバンクより金利が高い上に、ATM利用手数料や振込手数料の条件も良いケースが多く、私は重宝しています。
またメガバンクは通帳発行有料化などの流れもあり、これからはネットバンク含めて銀行を上手に使い分けていくことが必要ですね。
最近はメガバンク/ネットバンクの比較や、銀行選びに関するニュース記事も増えていますね。
楽天証券に口座を開設する
楽天証券の口座開設にも、本人確認用の書類が必要となります。
- 運転免許証
- 健康保険証
- 住民基本台帳カード(氏名、住居、生年月日の記載のあるもの)
- 住民票の写し
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 印鑑登録証明書
運転免許証・個人番号カードの場合「スマホで本人確認」が可能、面倒な郵送手配が不要なので便利です。
本人確認が終わるとID(・パスワード:郵送で本人確認の場合)が送られて来るので、ログイン〜初期設定を行った後、マイナンバーを提出することで楽天証券での取引も行えるようになります。
マネーブリッジの申込みをする
楽天銀行・楽天証券の双方に口座が出来たら、あとは楽天証券側で楽天銀行と口座連携=マネーブリッジのエントリーをします。
手続が完了すれば、翌月から晴れて普通預金で0.1%と破格の金利が付くようになります。
何かの時にすぐ下ろせるよう普通預金にも多少の預金は置いておきたいところ、0.1%の金利がつくマネーブリッジはとても有り難い存在です。
ハッピープログラムの併用でさらに優遇
マネーブリッジの設定が終わったら、プラスで申し込んでおきたいのが「ハッピープログラム」。
楽天銀行の利用に際してATM手数料や振込手数料の優遇が受けられたり、楽天証券で取引を行う際に楽天ポイントが貯まるサービスです。
こちらも利用に際して費用はかからずメリットを享受出来るサービスなので、積極的に併用したいところです。
楽天銀行の資産残高/取引件数/借入によってステージが変動し、受けられる特典が変わります。
ハッピープログラムのエントリーは楽天銀行側で行います。
エントリーした後、ステージは楽天銀行の管理画面で確認可能です。
VIPとスーパーVIPはATM手数料無料の回数が違うだけなので、100万超を預けVIP以上のステージ(ポイント3倍)を維持するのがお薦めです。
※私は株の購入資金に充てていることもあり、200〜300万程度でVIPとスーパーVIPを行ったり来たりしています
この程度の預け入れ〜運用で、2020年にゲットした預金利息は(3/31:1,697)+(9/30:1,052)=計2,749円[税引後]でした。
ちょっとした株の配当レベルの金額になるので、この超低金利時代における普通預金の利息としては、かなりお得です。
まとめ:ネットバンク楽天銀行のメリットが高まるマネーブリッジ
ネットバンクの金利はメガバンクより高いですが、マネーブリッジを使うことで更に普通預金の金利を高めることが出来ます。
またハッピープログラムを併用することで、ATM利用手数料や振込手数料の優遇を受けられ、ネットバンクの利便性を更に高めてくれます。
投資運用した方がリターンが大きいので多額は預けないまでも、楽天銀行×楽天証券のマネーブリッジ+ハッピープログラムを賢く使うスタイルはとてもお薦めです。
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