こんにちは、長井ジンセイ(longlife_JN)です。
先日ドラム式洗濯機の買い替えについてレポート致しましたが、同じく購入後10数年が経過した我が家の冷蔵庫を更に買い替えました。
洗濯機と同じく壊れる前の買い替えでしたが、買い替えを決めた経緯や、10年以上前の機種と最新機種で省エネ性能がどこまで違うか?など、主に節約観点からレポート致します。
冷蔵庫の寿命
まずは冷蔵庫の寿命について調査です。
諸説ありましたが冷蔵庫の寿命は「8~12年」程度、かつ主要メーカーの部品保有期間は9年とのことです。
※お世話になっているノジマさんのWEBを参考としました
我が家の冷蔵庫は2008年購入の13年選手、購入時に加入した10年保証の期限も切れており、そろそろ買い替え時かなあ…という気がして参りました。
冷蔵庫買い替えを決意した経緯
今の冷蔵庫は消費電力が少なく省エネ
我が家の冷蔵庫ですが、今はなきNational(ナショナル)=現Panasonic(パナソニック)のNR-F472Tという機種です。
2008年に購入してから2度程ちょっとした修理はありましたが、大きなトラブルはなく13年超経過しました。
上述した冷蔵庫の寿命調査によりそろそろ買い替え時かなと感じたのに加え、10年以上前の機種と最新機種では消費電力が大幅に違う…という点が、買い替えを決意する主因となりました。
エネファームを導入している我が家、常時稼働している冷蔵庫の消費電力やその他家電の待機電力量(=ベース消費電力量)を削減することにより、エアコンなどテンポラリーで使う家電の電力をエネファームで賄える可能性も広がると考えました。
浮いた電気代で元が取れるとは思いませんが、常時稼働で安定支出となる冷蔵庫の電気代=固定的な費用削減の観点から、いつ壊れるか判らないし早目に買い換えようと決めました。
収納容量も増やしたい
共働きの我が家、週末に作った料理を作り置きしたり、家事ヘルプに来てくれる義母の料理を保存したりと、3人家族ながら472リットルの冷蔵庫容量では手狭だなあと感じていていました。
現在の冷蔵庫と同じ幅(:685mm)で奥行きを+50mm(:699mm)することで、現在より凡そ50〜80リットルも収納容量がアップできることも判りました。
GR-T550FZを購入ターゲットに
ということで、[1]省エネ性能と[2]収納容量を重視して候補機種を選定、東芝のGR-T550FZに候補機種が絞られました。
発売当初は27〜28万円近くの価格だったのが20万円そこそこの値ごろ感になっていたので、これは買い時かなと購入を決意しました。
※我が家はクレインアイボリーでGR-T550FZ-UCです
家電はライフメディア経由ノジマオンラインで購入
さて節約観点でいかにお得に購入するかですが、今回も我が地元神奈川の企業であり価格.comでも最安値に近い価格の常連であるノジマオンラインで購入しました。
ライフメディアを介して購入すると、家電量販店系ではかなり好条件となる「2%」のポイントがゲット出来ます。
さらに支払いにd払いを選択することで、dカードGOLDの恩恵である「1.5%」の還元も受けられます。
前回の洗濯機買い替えレポートで記載した通り、d払いの購入限度額(=dカードの支払限度額)にもまだ余裕があったので、d払いにより問題なく冷蔵庫が購入出来ました。
冷蔵庫買い替えに際する準備
さて新しい冷蔵庫到着前〜当日にどんな準備をしたら良いのか、私がやったことを記録しておきます。
事前準備:[1]冷蔵庫/冷凍庫の中身を減らす
冷蔵庫購入時に指定した納入日まではおよそ2週間、中身の入れ替え手間を削減するために冷蔵庫・冷凍庫の中身を減らしていくことに努めました。
デッドストック気味になっていた冷凍食品を食べたり、奥にある消費期限切れのものを処分したりと、日頃なかなか整理が出来ていないなあ…と再認識させられることにもなりました。
事前準備:[2]手の届く範囲で掃除
新機設置時の旧機リサイクルも依頼していたので、天面や側面など手の届く範囲で掃除を行いました。
予想はしていましたが、天面はなかなかの埃で苦戦しました。
中身を出来るだけ減らしたものの当然ゼロには出来ずそこそこ中身が残った状態、かつ手の届かないところは掃除出来ていない状態で入れ替え日を迎えることになります。
そして旧機撤去後~新機設置前の床・壁掃除のため、清掃用具は当日までに準備しておきます。
当日:[1]庫内残留物の一時退避
当日の搬入時間は朝方に連絡が入りました。
到着予定は「10〜12時頃」と言われたので、当日朝8時頃から庫内に残った食品の一時退避作業を始めました。
アウトドア用のミニ冷蔵庫やクーラーボックス、発泡スチロールのケース・保冷バッグ・保冷剤など使えるものは総動員、冷蔵庫内の残留物をひたすら小分けにし、何とかすべて一時退避させました。
冷蔵庫内残留物の退避作業は1時間程度で完了、しかし予定時刻より遅れるとの連絡あり(汗)…
退避させ遅れてはいけませんが、早過ぎても食材がどんどん温まってしまうし…
作業開始タイミングが難しいですね。。
当日:[1]旧冷蔵庫撤去後の掃除
何とか中身を空にした冷蔵庫、到着した業者さんによりあっさりと撤去されました。
新機搬入設置までの合間に、設置スペースの掃除を急いで行う必要があります。
埃はある程度想定していましたが、冷蔵庫裏の壁紙にはカビも発生しており、妻と二人大急ぎで出来るだけ綺麗にしました。
当日:[2]一時退避させた中身の再投入
無事に新機が設置されましたが、庫内が冷えるまで2〜3時間程度かかると言われました(汗)
夏場ということもあり確かに電源を入れて暫くは庫内は生暖かい感じで、退避させた食品類はそのままにして暫し待つ必要がありました。
到着が遅れたこともあり、旧機より出してから4時間近くが経過しているのに、まだ新機に入れられない状態には焦りました。。
1時間半程が経過したでしょうか、庫内の冷え具合を確認した上で、退避させていた食品類の収納を始めました。
※アイスとかは結構溶けているものもありました…
最新冷蔵庫の省エネ性能
さて今回最重視した省エネ性能、新旧の違いについてレポート致します。
13年前の冷蔵庫と最新機種の消費電力量比較
我が家の旧機vs.新機の比較かつカタログ値とはなりますが、10年以上前の古い冷蔵庫と今の冷蔵庫では果たして消費電力はどれだけ違うのでしょうか?
[旧] NR-F472T | [新] GR-T550FZ | |
年間消費電力量 | 560kWh | 247kWh |
定格消費電力 :電動機 | 136W | 87W |
:電熱装置 | 228W | 99W |
年間電気代目安 | 15,120円 | 6,670円 |
外形寸法 (幅×奥行×高さ) | 685×649×1798mm | 685x699x1833mm |
定格内容積 | 470L | 551L |
洗濯機では10年の省エネ進化はあまりみられませんでしたが、冷蔵庫に関してはその違いは一目瞭然、半減以上となる▲56%の削減と出ました。
定格内容積が15%以上増えていることも踏まえると、冷蔵庫の省エネ進化は凄いなと感じます。
消費電力:エネファームのエネルックでの体感値
ワットチェッカーを導入し旧機・新機で比較するのがベストでしたが、そこまで準備が間に合わず…
エネファームのエネルック表示を見る限り、ベース消費電力量(常時消費電力)が安定的に減っているように感じました。
我が家のベース消費電力は従前0.35kWh程度の表示だったところ、0.3kWhと表示されることが多くなった気がします。※時に0.25kWhと出ることも
今夏は天候不順でエアコン使用頻度が下がったこともありますが、冷蔵庫導入以降の消費電力量はエネルックで見る限り明らかに減っています。
GR-T550FZの収納容量
二番目に重要視した収納容量ですが、とにかく奥行きの広さを感じます。
最新冷蔵庫の収納容量〜機能
例えば350mlの缶が4本入る100均で買った収納アイテム、旧機では奥行きがまあまあピッタリだったのが、新機では缶1本分以上の余りスペースが生じます。
外形寸法は旧機から+50mmの違いなのですが、体感的にそれ以上に内部が広がった感じがします。
旧機でも奥側がデッドになりがちだったところ、新機になり更に奥行きが広がったことで、奥をデッドにせずいかに有効に使うかが目下の課題となっています。
棚によってはD40cm位あり、ありがちな冷蔵庫収納トレー(D30cm程度)だと中途半端になってしまいます。
D35cm以上あり奥までしっかり使える収納アイテムを探しながら、まだ試行錯誤している状況です。
これは我が家の周りの店舗だけかもしれませんが、奥行きのある(:35cm前後)整理トレー/バスケット類はダイソーよりセリアの方が豊富でした。
例えばA4ハーフトレーは卵収納に結構ピッタリで、Panasonicと異なり卵収納専用スペース/引き出しがない東芝機には良い選択となりました。
冷蔵庫とスマホの連動機能(つながるVEGETA)
購入時には何ら重視していなかったものの、アプリを使ったスマホ連動機能も付いており、ガジェット好きの私としてはとりあえず使ってみる訳であります。
東芝の「IoLIFE」というアプリをダウンロード〜スマホにインストール、東芝のアカウントを作る必要があるのは面倒でしたが、アプリに従って進めることで、冷蔵庫とスマホの連動自体は比較的スムーズに出来ました。
スマホで設定変更が出来るのは便利だが頻度は少ない
各室の設定状態がひと目で見えたり、チルドルームを氷結晶モードに変えたり節電設定を変えたりと、スマホで簡単に状況確認〜設定変更が出来るのはそこそこ便利に感じました。
しかし食材に合わせて週間室の設定変更をする的なシーンは我が家ではあまりなく、日常的な活用場面が今の所あまり多くないです。
食材管理機能はまだ手を出せず…
そして庫内の食材管理やそれを元にしたレシピ提案などがIoLIFEの売りですが、これはまだ全く使いこなせておりません。。
まず食材をしまう時に登録、その後出し入れごとに加除していくという仕組みで、やる前の印象としては結構面倒そうだなと感じます。
手入力も可能とのことですが、こういうのってちょっとでも面倒に感じたら継続はなかなか難しいと思うので、スマートスピーカーに繋ぎ声で登録〜削除をしていく運用が普通でしょうね。
それを面倒に感じないかどうかが開始〜継続のポイントかなと。
我が家で食を司る家内(:アバウトな性格)がこの機能をマメに使いこなすイメージが思い浮かばず、、仮に私が登録したとしてもその後使った時に削除してくれるのかな?とか考えると、まだ手を出せずにいます。
まとめ:省エネ&容量アップで満足・今後も検証継続
ということで、[1]省エネ性能と[2]収納容量を重視して実行した今回の冷蔵庫買い替え、目的は概ね達成出来たので満足のいく買い替えでした。
ただ基本的にはしまって出すだけという冷蔵庫の宿命か、洗濯機買い替え時のような劇的な生活改善感まではないので、同じ20万程度の出費で総合満足度は洗濯機>冷蔵庫という感じです。
エネルックのグラフで見る限り電気代はそこそこ違いが出そうですが、実際にどれだけの省エネ効果が得られたかなど、冷蔵庫買い替えの効果検証はもう少し継続してみる所存です。
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