こんにちは、長井ジンセイです。
2019年から楽天証券で運用しているNISA口座、3年目に入りましたが一度も振り返ったことがなかったので、一度レビューをしておこうと思います。
NISA(ニーサ)とは?
はじめに、NISA(ニーサ)とは何なのか?おさらいしておきます。
NISAとは、2014年1月にスタートした、個人投資家のための税制優遇制度です。NISAでは毎年120万円の非課税投資枠が設定され、株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となります。
https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/index.html
株式・投資信託等の配当・譲渡益等が非課税対象となる制度、簡単に言えば普通に行う株式投資よりも税金面でお得な取引が出来る制度になります。
NISA(ニーサ)のメリット
[1]年間120万円内の購入に関する配当や譲渡益に5年間税金がかからない
以下金融庁の説明画像(いまだ年号が平成なのが謎ですが)、毎年120万円までの投資枠と非課税扱いが繰り返されるのが判りやすく表されています。
仮に120万円で4%の配当利益を得るとした場合、48,000円×5年=240,000円の配当利益となりますが、通常口座だと約20%=48,000円[概算]の税金が引かれるところ、NISA口座での取引なら税金を引かれることなく丸々貰えます。
[2]ロールオーバー時には120万円を超えてもOK
5年間の非課税期間が終わったら、翌年の非課税投資枠に移す=ロールオーバーを選択することが可能です。
そして120万円を超える評価額となっていてもロールオーバーが可能となっており、更に上昇が見込めるような金融商品であればロールオーバーさせて非課税のメリットをより大きく出来る可能性も秘めています。
NISA(ニーサ)口座の運用状況
ここまで3年の運用で毎年120万弱を購入して参りましたが、356万円の投資に対して累積損益は約50万円=約14%のプラスとなっております。
NISA(ニーサ)口座の評価額
2019年
「高配当株中心に購入して配当利益を非課税で受け取る!」という方針を立てたものの、初年度は当時上昇株だったJ-REITに偏ってしまったり、値上がりや優待に目がくらんで串カツ田中を買ってしまったりと、方針対投資行動がブレていたことに加えて、コロナ禍で激しく影響を受けた銘柄が多く、大きく凹んでしまいました。
2021年に入ってようやく評価額がトントンまで復活したという状況です。
2020年
2020年からは高配当株に特化する決意を新たにしつつ、偏らない投資を心掛けETFなんぞも買ってみましたが、ほぼ年初に買っていたこともあって、コロナショックの影響をそれなりに受けました。
単価の安い株は纏めて買ってしまう悪い癖があり、セブン銀行で痛い目に合いました。
2021年
2021年は株価も上昇基調だったので、金融系をやや厚目に高配当株を年初にまとめ買い、購入して2ヶ月程度ですが評価額も20%以上膨らんでおります。
業種的には分散させているつもりでも、思いっきり旧財閥系に偏ってしまってますね…
NISA(ニーサ)口座の累積受取配当・分配金
どうしても評価額に一喜一憂してしまうののも悪い癖ですが、配当利益目的である自分にとって本当に重要なのがこちらの項目です。
356万の買付で9.4万の配当利益なので、今のところ配当利率は2.6%にとどまっています。
売却していないので売却益に対する税制優遇はなく、配当利益のみの9.4万×20%=約1.8万程度が節税になった計算、3年目なので年間1万弱と考えると、結構少なく感じますね。。
ただ2021年3月に配当がかなり入って来る予定なので、累計で3.5%位まで持ち上がって来ると試算しています。
まとめ:NISA(ニーサ)の非課税枠で高配当の恩恵を受け続ける
「受け続ける」と書いたものの、今のNISA(ニーサ)制度は2023年までで、2024年からは「新NISA」への変更が予定されています。
新NISA枠へのロールオーバーも基本可能とのことで、とりあえず2023年までは現行NISAで高配当株を購入し配当金を非課税で貰い続けつつ、新NISAになっても引き続き配当を非課税で貰い続けたいと考えています。
3月配当が近付いて参りましたが株価が上昇し配当利率的には予想よりも下がりそうな状況なので、3月終わったらまたレビューをアップデート致します。
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