2022年の節電/省エネ対策②|ベランダに人工芝・日よけシェードを設置し遮熱

節約
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こんにちは、今夏は節電チャレンジに取り組んでいるものの、微々たる実績で推移している長井ジンセイ(longlife_JN)です。

さて2022年夏の暑さ対策、屋根/遮熱外壁の遮熱塗料やマグネット式のエアコン室外機ガードについて前回レポート致しました。

ジンセイ

酷暑では遮熱塗料の効果もあまり感じられず、猛暑日が連発する近夏の暑さにはなかなか太刀打ち出来ない状況です…

今回は我が家の節電・省エネ対策の第2弾として、ベランダ周りの遮熱施策をレポート致します。

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人工芝でベランダの遮熱・蓄熱対策

屋根・外壁に遮熱塗料を施したものの室温抑制効果は限定的でした。

暖気の上昇や屋根裏の輻射熱に加えて、窓から侵入する熱の影響も大きいものと推測されます。

我が家の2階、南向きに大きな窓・ベランダがある部屋が2室(寝室・子供部屋)あります。

そこで窓からの日射やベランダの照り返しなど、ベランダ周りの熱を抑える対策を行うこととしました。

ベランダの照り返し・蓄熱対策に人工芝を設置①

寝室のベランダ、幅3,500×奥行き800mm程の広さです。

真南に位置しており、2面の大きな窓を中心として熱の入口になっているものと思われます。

ジンセイ

前回レポートした通り酷暑では35度を超えることもあり、夏に寝室として使うのはなかなかしんどいな…というレベルです。

先ずはベランダ床面への日射~照り返し~床蓄熱対策として、人工芝を設置することとしました。

張り出し状態のベランダで階下は屋外、奥行きも然程無い為、比較的安価な樹脂製タイプの人工芝タイプで試してみることにしました。

30m角の樹脂製簡易人工芝である「若草ユニット(グレー)」、排水溝を避けて2列×11枚=22枚敷き詰めました。

コンドル 若草ユニット E-V GR(グレー)

ジョイントするだけなので設置は至って簡単です。

若草ユニット設置前
若草ユニット設置後

設置効果:表面温度測定

人工芝設置の効果を測る為、我が家で愛用している非接触型温度計(ELSONIC:EZ-TMS01)を使って各所の表面温度を測定してみます。

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ジンセイ

そこそこ正確な体温を瞬間的に測れるだけでなく、「Surface」モードを使えば表面温度の測定も出来る優れモノ、コロナ禍で買って良かったものの一つです。

さて測定、8月下旬で気温33℃の午後に測りました。

人工芝が無く直射日光が当たる①部は56.5℃(!)、②の人工芝(若草ユニット)表面は49.9℃、③の人工芝下面(隠れている部分)は50.4℃という結果でした。

プールサイド等でも使われる人工芝:若草ユニット、素材特性もあってか表面温度が上がりにくいようで、照り返しや表面温度の抑制に効果ありといえそうです。

ユニット下面の温度は表面温度とほぼ同等でしたが、躯体温度を6℃ほど下げてくれていたので、躯体の蓄熱抑止にもある程度効果ありと言えそうです。

ジンセイ

寝室の室温抑止効果はまではデジタルに測れませんが、周辺温度を少しでも下げられているとすると、マイナスではなくプラス効果は多少なりともある気がします。

張り出しのベランダのため、階下の室温抑制効果は測れません…

ベランダの照り返し・蓄熱対策に人工芝を設置②

次に子供部屋に面したベランダ、幅3,400×奥行き1,600mm程度です。

南西に位置しており、午後~夕方の気温が高い時間帯を中心として、熱の入口になっているものと思われます。

ジンセイ

西寄りに位置することもあってか、夜2階に上がると寝室よりも暑く感じるレベルです。

子供部屋かつ奥行きもあり広いということで、意匠性も考えリアルタイプ(本格的な芝風)の人工芝を設置することに決定。

リアルタイプの人工芝の課題である排水性や施工の難易度を考慮し、少し値段は張りますがパネルタイプの人工芝をチョイスしました。

こちらも30m角でジョイントするタイプ、少しコツが要りますが、慣れれば設置は簡単です。

人工芝パネル xz-200

4列×11枚=44枚を設置しました。

人工芝パネル設置前
人工芝パネル設置後

パネルの継ぎ目がやや目立つ部分はありますが、遠目に見たら本物の芝かと思う位の見え具合で、いい感じに仕上がりました。

ジンセイ

最近の人工芝はクオリティが高い、「春や秋にはキャンプが出来そう!」と子供は喜んでいました。

ベランダ人工芝にはしゃぐ娘

設置効果:表面温度測定

寝室のベランダ同様に、こちらも表面温度を測定してみます。

直射日光が当たる①部は54.2℃、②の人工芝パネル表面は54.4℃、③の人工芝パネル下面(隠れている部分)は46.8℃という結果でした。

広いベランダの床面をみっちり覆うため、パネル下面の躯体温度は7℃以上も抑えられており、床面の蓄熱を抑える遮熱効果は認められます。

一方で人工芝の表面温度は直射部とほぼ同じ、芝の下地が熱を吸収する黒色ということもあってか?、表面温度の抑制効果は思ったよりありませんでした。

ジンセイ

こちらも子供部屋の室温抑制効果に繋がっているかは直接測れませんが…

ベランダ床面温度が広範囲に抑制されたことにより、階下の室温が1~2℃ほど低下、明らかに涼しく感じるようになったのは良かったです。

日よけシェードで日射を遮蔽

ベランダに挿し込む日射を遮るため、さらに日よけシェードも設置しました。

寝室は幅広に対し高さは短くて良い為、サイズバリエーションが豊富なメーカーの製品をチョイス。

吊元の課題〜サイズバリエーションや日射角度の条件もあり、全面を常時日陰にするのは難しいです…

日よけシェードにより出来た日陰

それでも強烈な日射をある程度物理的に遮ることが出来るのが、日除けシェードのメリットです。

ジンセイ

強風時やシーズンオフには外した方が良いなど運用面はやや大変ですが、日射を一定程度遮ってくれる確実な方法ですね。

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日射や蓄熱を物理的に軽減する

ということで、今夏ベランダ周りで実施した節電/省エネ施策レポートでした。

子供部屋階下では室温上昇抑制が体感出来ましたが、ベランダ自体に日陰を作り床面の温度上昇や日射を抑えることにより、少なくとも何もしないよりは確実にプラス方向の効果をもたらしてくれているものと思います。

ヒートアイランド現象ゆえか?ひと昔前より明らかに暑くなっている昨今、物理的に熱を抑える対策により、少しでも省エネ/節電かつ快適に過ごしたいですね。

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