こんにちは、電気・ガスは東京ガスに纏めているエネファーム家庭の長井ジンセイ(longlife_JN)です。
さて6月梅雨明けからの記録的な猛暑が一段落したかと思いきや、7月下旬からまたしても猛烈な暑さになりました(´Д`)
今夏話題の「節電ポイント」について前回一次レポート致しましたが、我が家で使用する東京ガスが行う「節電キャンペーン」がスタートしました。
今回は我が家の実績も交えた東京ガス節電キャンペーンの状況と、政府主導の節電ポイントに関する新たなニュースについて、二次レポート致します。
東京ガス「夏の節電キャンペーン」
一次レポートにも速報は追記しましたが、2022年7月27日より東京ガス「夏の節電キャンペーン」がスタート致しました。
キャンペーン概要
電力需給が逼迫するタイミングで節電を実施する「デマンドレスポンス(DR)」の実績に応じて、Amazonギフト券が付与されるキャンペーンです。
・キャンペーン期間:2022年7月27日(水)~9月23日(金) ※参加受付:7月18日(月)で終了
・内容:節電チャレンジの対象時間帯に節電した節電量等に応じて、節電ポイント(最大4,000円分のamazonポイント)をプレゼント
どうすれば東京ガスの節電ポイントを貰えるのか?
参加エントリーをした「東京ガスデマンドレスポンスサービス会員」であれば、節電チャレンジでポイントを貰えるチャンスがあります。
※2022年夏のエントリー受付は既に終了しています
「節電チャンス」の対象時間帯において「電力使用量を減らす」ことにより、その実績に応じてポイントが付与されます(:変化量1kWhごとに5節電ポイント)。
設定されたステージ毎に「節電ボーナス特典」が設けられ、節電実績が大きくなるにつれ貰えるAmazonギフト券の額も増えていく…という仕組みになっています。
節電チャンスとは?
東京ガスが電力需給逼迫を予想し予め設定する時間帯のことで、キャンペーン参加者に対し前日に通知されます。
明日の節電チャンスは●:●●〜●:●●だから節電頑張ってね!という感じです。
土日など日によっては節電チャンスの設定がない場合もあります。
電力使用量を減らすとは?
「標準的な使用量」より「実際の使用量」が少なくなっている状態で、差し引いた実績が節電ポイントとして換算されます。
2〜3日後でないと確認出来ないのはイマイチですが、メールやサイトで自分の実績を逐次確認することが可能です。
標準的な使用量とは?
節電ポイントの基準値となる「標準的な使用量」とは、どのような値なのでしょうか?
標準的な使用量は、過去の電気の使用状況を活用し、「エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスに関するガイドライン」(資源エネルギー庁・令和2年6月1日最終改定)に基づき算定します。詳しくは東京ガスデマンドレスポンスサービス規約4.(2)(https://drlv.tokyo-gas.co.jp/kiyaku.pdf)をご確認ください。
「エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスに関するガイドライン」…と聞き慣れない言葉が登場します。
では詳しく書かれているという「東京ガスデマンドレスポンスサービス規約4.(2)」をチェックしてみましょう。
標準的な使用量は、過去の電気の使用状況を活用し、「エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスに関す
るガイドライン」(資源エネルギー庁・令和2年6月1日最終改定)における「代替ベースライン High 4 of 5(当日調整なし)」基づき算定します。なお、電気の需給調整の対象時間が発生する日をDR 実施日と定めます。① DR 実施日が平日の場合
次に掲げる需要データの 30 分単位のコマ毎の平均値を算出する。
DR 実施日の直近 5 日間(DR 実施日当日を含まない。)のうち、DR実施時間帯の平均需要量の多い 4 日間の需要データ。
なお、直近 5 日間において、DR 実施時間帯の平均需要量の最小日が複数ある場合は、DR 実施日から最も遠い1日を除き、残りの4日間を採用する。
ただし、次に掲げる日については、上記の母数となる直近 5 日間から除外するものとする。
その際、当該母数が 5 日間となるよう、DR 実施日から過去 30 日以内(平日及び土曜日・日曜日・祝日)で更に日を遡るものとする。
・土曜日・日曜日・祝日
・過去のDR実施日
・DR実施時間帯における需要量の平均値が、直近5日間のDR実施時間帯における需要量の総平均値の 25%未満の場合は当該日
② DR 実施日が土曜日・日曜日・祝日の場合
次に掲げる需要データの 30 分単位のコマ毎の平均値を算出する。
DR 実施日の直近 3 日間(DR 実施日当日を含まない。)のうち、DR 実施時間帯の平均需要量の多い 2 日間の需要データ。
なお、直近 3 日間において、DR 実施時間帯の平均需要量の最小日が複数ある場合は、DR 実施日から最も遠い 1 日を除き、残りの 2 日間を採用する。
ただし、次に掲げる日については、上記の母数となる直近 3 日間から除外するものとする。
その際、当該母数が 3 日間となるよう、DR 実施日から過去 30 日以内(平日及び土曜日・日曜日・祝日)で更に日を遡るものとする。
・平日
・過去の DR 実施日
・DR 実施時間帯における需要量の平均値が、直近 3 日間の DR 実施時間帯における需要量の総平均値の 25%未満の場合は当該日
東京ガスデマンドレスポンスサービス規約4.(2)
こちらもかなり複雑ですが、、
平日なら平日で直近5日中の4日分平均/土日なら土日で直近3日中の2日分平均、その内DR実施日や極端に低い日は外される…って感じですね。
何れにしても東京ガス側で定めるものなので、まあそういうもんだと割り切って目標値にするしかないです。
東京ガス「夏の節電キャンペーン」実績(途中経過)
さて実際どの程度のポイントが貰えるか、我が家のケースで見てみましょう。
節電キャンペーン開始から10日間で「10.88」ポイントでした(少なっ!)。
※うちDR実施は7日間
(言い訳ですが、)家族コロナ感染でダウン&猛暑で2室エアコンフル稼働が続き、7/28から暫くは節電どころじゃなかった状況です…
ちょっと頑張れば初日の8ポイント/日くらいはいけるのかも…
節電チャンスが来ない・ポイントが付かない問題 <2022/8追記
8/9(火)10:00-19:30を最後に、8/10(水)以降は節電チャンス設定が無く、そもそもチャレンジ出来ない状態が1週間以上も続いています…
8/16現在で我が家は24.88ポイント、10ポイントのボーナスが貰える5kWhまであと少しなのですが、そもそも節電チャレンジがなく足踏み状態(;_:)
8/19(金)15:30〜19:00、実に10日ぶりの節電チャレンジ実施が発表されましたが、キャンペーン終了の9/23までに一体あと何日チャンスがあるでしょうか…
東京ガス「夏の節電キャンペーン」最終実績 <2022/10追記
9/23でキャンペーンは終了、獲得した節電ポイントは「65.50」ポイントでした。
2ndステージで貰えるAmazonポイントは50ポイント…
そもそもチャレンジ出来る日程が少ない中、ある程度予想はしておりましたが、それにしても微々たるポイントです。。
Amazonよりギフトコード到着 <2022/11/2追記
その後「東京ガス節電キャンペーン事務局」を名乗るAmazonからメールが到着。
東京ガスといいながらAmazon丸出しのメールだったので、一瞬フィッシングかと疑いました(^_^;)
結局夏の節電キャンペーン参加で得られた金額は116円…(少なっ!)
エネファームは夏場に弱い(貯湯スピードが早い)
電気使用量削減の頼みの綱のエネファーム、気温が高く電気使用量が多い夏場には弱い…ということが、改めてわかりました。
猛暑のとある日、タンクが相当減っている状況で朝9:30頃発電開始、「これで夕方までは発電してくれるだろうから、夕方に風呂入りまたお湯を減らそう…」なんて思っていたら、13時前には満タンになり発電ストップしてしまいました。。
同じ夏でも雨で気温が高くない日と比べてみると、酷暑の日は貯湯速度が明らかに早いです…
冬と夏では水温が20度前後違うそうで、そりゃ温めるのに必要なエネルギーもかなり違いますわね…
エアコン使用など電力消費が大きい夏にこそエネファームには長時間頑張って欲しい所ですが、特に暑い日ほど期待が出来ないということが今夏よくわかりました。。
政府主導の節電ポイント「節電プログラム促進事業」
次に、動向が注目されていた政府主導の節電施策、「節電プログラム促進事業」としてその概要がようやく発表されました。
電力小売り各社が今後展開する冬の節電キャンペーンに各家庭や企業が参加した場合にポイントなどを付与…とのことで、今夏の実施はなくなりました。
8月4日以降電力小売り各社が準備を整え次第参加登録は受付開始、ポイント付与は23年1月末までに行う…と発表されています。
参加した家庭には一律2000円相当を順次付与…とのことですが、参加表明さえすれば結果節電出来なくても貰えるようで、何となく有名無実化しているような気も…
まあ貰えるものは貰っておこうということで、続報を待ちます。
まとめ:節電キャンペーンに参加して「損はない」
ということで、我が家の実績も交え東京ガスの節電キャンペーン(デマンドレスポンスサービス)や、政府の節電ポイントについてレポート致しました。
いずれも要エントリー(東京ガス今夏は既に締切)のキャンペーンで、結果として節電出来なくてもペナルティはない(損をすることは無い)ので、参加した方がお得になるチャンスがあります。
とはいえ連日の猛暑日で命に関わるような暑さが続いていますので、節電キャンペーンにエントリーしつつ、各家庭が無理無く楽しみながら出来る範囲で、節電に取り組めば良いのではないでしょうか。
その結果としてポイントが貰えればラッキー…位の感覚で宜しいのではないかと思います。
東京ガス「冬の節電キャンペーン2022」 <2022/12追記
2022年夏に続いて冬も節電キャンペーンが実施されます。
一次レポートをアップしましたので、こちらもご参照下さい。
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